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練習問題の解き方
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Text File
|
1995-03-14
|
11KB
|
314 lines
ルールについては、遊び方のファイルを見ていただくと解ると思うので
実際にいくつか解きながら説明していきます。
添付の「練習問題1」「練習問題2」「練習問題3」を読み込んで、
このファイルを見ながら操作してみてください。
(プリンタのある人は、このファイルを印刷して、見ながらやって
みるといいでしょう)
---------------------------------------------------------------------
練習問題1(家):
3
14141
1□□□□□
3□□□□□
5□□□□□
11□□□□□
3□□□□□
5×5マスで上のような数字の配列になっています。
まず、横方向から見ていきましょう。
1行目:数字1=その行に黒マスが1個
この時点では、その1個の黒マスがどこにあるのかわからないので
この行に関してはなにもできません。
2行目:数字3=その行に連続する3個の黒マス
連続する3個の黒マスの置き方は以下の3通りあります。
■■■□□
または□■■■□
または□□■■■
ここで上の3つのパターンを見ていただくとわかると思うのですが
中央のマスは、3個の黒マスがどのように配置されようと必ず黒マスに
なることがわかります。すなわち、この時点で中央の1個だけは黒に
塗れるわけです。残りのマスは、3個の黒マスがどのような配置に
なるかまだわからないので、なにもできません。
3行目:数字5=その行に連続する5個の黒マス
連続する5個の黒マスの置き方は1通りしかありません。
■■■■■
つまり、その行はこの時点ですべて黒マスで埋るわけです。
4行目:数字1、1=その行に黒マスが2個あり、それぞれ独立している。
この時点では、その黒マスがどのような配置になるかわからないので
この行はなにもできません。
5行目:数字3=その行に連続する3個の黒マス
これは、2行目の時と同じで、中央のみ黒マスで塗れます。
さて、この時点でマス目は以下のようになります。
□□□□□
□□■□□
■■■■■
□□□□□
□□■□□
次に縦方向を見てみます。
1列目:数字1=その列に1個の黒マス
すでにその列には、横方向で見たときに塗った黒マスが1個存在
しますね。つまり、その列は条件を満たし、完成したということ
です。黒マスでない残りのマスには絶対に黒マスが入ることは
ないので、黒マスが入らないという印(×印)をつけておきましょう。
これは、後に非常に重要となります。
2列目:数字4=その列に連続する4個の黒マス
連続する4個の黒マスの置き方は以下の2通りです
□ ■
■ ■
■ または ■
■ ■
■ □
すなわち、中央の3個は置き方にかかわらず黒マスに塗れるわけです。
3列目:数字3、1=その列に連続した3個の黒マスと1個の黒マス
このマスの置き方は1通りしかありません。
■
■
■
□
■
一応、数字の書かれた順にその黒マスが存在するという規則になって
いるので、連続した3個の黒マスが下側にくることはありません。
上のように塗ってしまいましょう。
このとき、黒マスでないマスは、黒マスではないという印(×印)
をつけておきましょう。
4列目:数字4=その列に4個の連続した黒マス
2列目のときと同様に中央の3個のマスが黒マスになります。
5列目:数字1=その列に黒マスが1個
1列目のときと同様にすでに黒マス以外の残りのマスに×印をつけます。
ここまでやって、マス目は以下のようになっていると思います。
×□■□×
×■■■×
■■■■■
×■×■×
×□■□×
また、横方向を見ます。
1行目:すでに1個の黒マスがあるので、残りはすべて黒マスではないはず。
黒マス以外の残りのマスに×印をつけましょう。(すでに付いている
ものはそのままでいいでしょう)
2行目:すべてのマスが埋っているので完成。(数字どおりの黒マスが入って
いますね)
3行目:これも完成。
4行目:これも数字どおりで完成。
5行目:3個の連続した黒マスが入るのですが、両端には黒マスではない×印が
付いてますね。これにより、3個の連続した黒マスの置き方は1通り
しかないことになります。
×■■■×
ここまでやると・・・
××■××
×■■■×
■■■■■
×■×■×
×■■■×
すべてのマスが埋り完成というわけです。
基本的には、縦と横を交互に見ていけば、いつかは完成するという感じです。
----------------------------------------------------------------------
では、ちょっと難しくなって、
練習問題2(かば)
まず横から
1行目:数字3、3
置き方わからず、なにもせず。
2行目:数字1、6、1
この置き方は、以下の1通りしかありません。
■□■■■■■■□■
このように塗ってしまいましょう。もちろん忘れずに黒マスでない
ところには黒マスでない印(×印)をつけておきます。
3行目:数字1、1
置き方わからず、なにもせず。
4行目:数字1、2、2、1
この置き方は、次の5通りです
■□■■□■■□■□
■□■■□■■□□■
■□■■□□■■□■
■□□■■□■■□■
□■□■■□■■□■
ここでも、どのように置いても黒マスになってしまう共通部分が
ありますね。(4つ目と7つ目のところ)
ここは、黒マスとして塗れるわけです。
----------------------------------------
ここで、テクニックその1ですが
上記のような場合、いちいちすべての場合を考えるのはたいへんです。
共通する黒マスがあるかどうかを調べるには、以下のように2通りのみ
を調べればよいのです。
■□■■□■■□■□ (左側から詰めていった場合)
□■□■■□■■□■ (右側から詰めていった場合)
たとえば、10マスで2、4という数字なら
■■□■■■■□□□ (左側から詰めていった場合)
□□□■■□■■■■ (右側から詰めていった場合)
となります。ただし、ここで注意なんですが、この例だと
4、5、7つ目が黒マスで塗れるように思われますが、これは違って
7つ目のみとなります。黒マスで塗れる共通部分は、同じ黒マスの
かたまりで見なくてはいけません。
どういうことかというと、上の例ではそれぞれ
(数字の2について)
■■□□□□□□□□
□□□■■□□□□□
(数字の4について)
□□□■■■■□□□
□□□□□□■■■■
と独立してみなければいけないのです。これから、数字の4について
7マス目のみ黒マスとなることがわかると思います。
このしくみについては、ちゃんと考えるとわかると思うのですが、
面倒な人はとりあえずこういうもんだ、と覚えておくといいでしょう。
このあたりは、人によって流派があるようです。
------------------------------------
ちょっとわき道にそれましたが、4行目は
□□□■□□■□□□
と塗れるわけです。
5行目:同様のやり方で
□■□□□□□□■□
6行目:置き方わからず、なにもせず。
7行目:置き方わからず、なにもせず。
8行目:置き方わからず、なにもせず。
9行目:置き方わからず、なにもせず。
10行目:すべてのマスが黒マスに塗れる。
ここまでで
□□□□□□□□□□
■×■■■■■■×■
□□□□□□□□□□
□□□■□□■□□□
□■□□□□□□■□
□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□
■■■■■■■■■■
となりました。
次に縦方向です。
1列目:数字5、3
この列の一番下が黒にぬられていますね。この黒マスは数字3の一部
となるわけです。(5個の黒マスは、3個の黒マスの上にくるはずな
ので)
また、すでに端が塗られていることから、下から3つが黒マスとなる
わけです(この黒マスは上方向にしか延びることができませんね)
また、下から4つ目は黒マスになってしまうと数字の3の条件を
満たさなくなってしまうので黒マスにはなりません。
ここには×印をつけておきましょう。
次に、上から2番目の黒マスですが、これは数字5の一部ということ
になります。
ここが、黒マスとなるような5個の連続した黒マスの置き方は
2通りしかありません。
■■■■■□×■■■ (便宜上横に書いています、下方向が右)
□■■■■■×■■■
すなわち、上から2、3、4、5つ目が黒マスとなるわけです。
2列目:数字1、3、1
最後の1については、すでに一番下のマスが1個黒に塗られている
のでこれで確定します。下から2番目のマスは、1列目の時と同様
に黒マスになり得ないので×印をつけておきます。
残りの数字1、3については、この時点ではまだわからないので
そのままにしておきます。
□×□□■□□□×■(右側が下)
3列目:数字2、1、1
2列目と同様に一番下の黒マスについては確定します。
上から2つ目の黒マスは、数字2の一部であることはわかると思うの
ですが、どちらの方向に延びているのかこの時点ではわからないので
そのままにしておきます。
□■□□□□□□×■(右側が下)
4列目:数字1、2、2
上から2つ目の黒マスを見てみましょう。
これが、数字2の一部とすると、数字1の入る場所がなくなってしま
います。すなわち、数字1の黒マスということになります。
この黒マスの両端には、黒マスがつながることはないので、×印を付けて
おきます。
次の4つ目の黒マスは、数字2の一部であることがわかります。
しかも、3つ目のマスは×印がつけてあり、この方向に黒マスを延ばす
ことはできません。というわけで5つ目のマスが黒マスであることが
わかります。
一番下の黒マスは、最後の数字2の一部であることがわかります。
これで、この列のすべての黒マスが確定しました。残りのマスには
×印をつけておきましょう。
というわけで以下のように塗れます。
×■×■■×××■■(右側が下)
5列目:数字1、1
これもすでに1個ずつ黒マスが存在するので、この列のすべての黒マス
が確定することになります。残りのマスには×印をつけましょう。
×■×××××××■(右側が下)
6列目:5列目と同様
7列目:4列目と同様
8列目:3列目と同様
9列目:2列目と同様
10列目:1列目と同様
ここまでで、次のようになっていると思います。
□□□××××□□□
■×■■■■■■×■
■□□××××□□■
■□□■××■□□■
■■□■××■□■■
□□□××××□□□
×□□××××□□×
■□□××××□□■
■××■××■××■
■■■■■■■■■■
また、横方向です。
6行目と7行目以外はすべてのマスが確定できることがわかると思います。
(いままでの方法で簡単にわかります)
横方向をすべて見た時点で
■■■××××■■■
■×■■■■■■×■
■××××××××■
■×■■××■■×■
■■×■××■×■■
□□□××××□□□
×□□××××□□×
■××××××××■
■××■××■××■
■■■■■■■■■■
となります。
あとは、縦方向を見直せば、すべてのマスを確定できます。
■■■××××■■■
■×■■■■■■×■
■××××××××■
■×■■××■■×■
■■×■××■×■■
×■××××××■×
×■××××××■×
■××××××××■
■××■××■××■
■■■■■■■■■■
---------------------------------------------------------------------
練習問題3は、上記よりちょっと難しくなっていますが同様の考え方で
解けると思います。
答えは「マックに解かせる」で見ることができますが、まずは解いてみて
ください。
なお、この問題が解けたら、添付問題の「問題その22」をやってみる
といいでしょう。(この問題もやさしいです)
for LogicPICT play manual M.UTASHIRO 1995/03/14